お金の保管場所、見直してる?|貯まらない人のための“守る力”入門

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【お金の保管場所】貯めたいならまず“どこに置くか”を見直せ!

お金を貯めたいのに、なぜか残らない…?

お金を貯めたい、増やしたい。
でも、なぜか手元に残らない──。

そんな悩みを抱えている方は多いはずです。

その原因、もしかすると「お金の保管場所」にあるかもしれません。
財布に現金をたくさん入れていたり、使う予定のないお金が普通預金に眠っていたり…。

実は、お金は“どこに置くか”でその性質が変わるのです。

この記事では、目的に合わせたお金の最適な保管場所を、実例付きでわかりやすく紹介します。


お金の「保管場所」は分けるのが基本

まずは、お金の代表的な保管場所とその特徴を見てみましょう。

主な保管場所と特徴:

  • 財布(現金):即時使用できるが浪費しやすい
  • 銀行の普通預金:出し入れ自由だが金利は微小
  • 定期預金:金利はやや高いが流動性低い
  • 電子マネー・QR決済:小額決済に便利でポイント還元も
  • 証券口座(NISAなど):お金が“働く”場所。中長期向け
  • ポイント(楽天等):期限あり。戦略的に使えば超有利
  • タンス預金:災害時の備えになるがリスクも

お金は一か所にまとめず、**「役割に応じて分ける」のが基本です。
使いすぎを防ぎ、守り、育てるためにも
“分散保管”**がカギとなります。


目的別:お金の最適な“居場所”

お金には「消費する」「貯める」「増やす」という3つの使い方があります。
それぞれに合った保管場所を見ていきましょう。

① 日常の生活費 → 財布、電子マネー、銀行の普通預金など

使いやすさが最優先。
ただし、使う分だけを入れておくことでムダ遣いを防げます。

② 緊急時の生活防衛資金 → 定期預金や高金利ネット銀行

すぐに引き出せない仕組みにすることで、**「うっかり使い」**を防げます。
金利も少し上乗せされるのでお得です。

③ 投資・資産形成用 → 証券口座(NISA・iDeCo・特定)

お金を育て、増やす場所。
自分のお金に働いてもらう、**「お金の職場」**です。

④ ポイント → 消費&投資の即戦力

  • 楽天ポイント → 楽天証券での投資、楽天カード請求充当
  • 期間限定ポイント → 楽天ペイで消化が最適
  • その他のポイント → 有効期限に注意して使い切る

見落としがちな「期限切れ」は損失そのものです。

⑤ 災害・停電時の備え → タンスに少額現金

キャッシュレス社会でも、「停電」「ATM停止」などに備えて、
1〜3万円程度の現金を防災袋に保管しておきましょう。


実例紹介:道場主の保管場所戦略

私は以下のように保管場所を分けています。

  • 財布:1〜3万円。現金を使う場面は限定的。
  • 普通預金口座:家計・引き落とし用。使途を明確に。
  • 定期預金:生活防衛資金として半年分を預けている。必要時に即解約可能。
  • 証券口座(NISA・iDeCo・特定):複数の投資信託・株式で資産形成。証券口座は現金の保管庫としても優秀。
  • 楽天ポイント:楽天証券やカード請求充当でフル活用。他のポイントも期限管理を徹底。
  • 自宅保管現金:災害時のために3万円程度を保管。

「使い道別」に分けるだけで、お金が“迷子”になりません。


やってはいけない!お金の置き方ワースト4

❌ 全部を普通預金にまとめる

→ 使途が不明確になり、気づけば使い切ってしまう。
 → 住信SBIネット銀行の目的別口座で分けると管理しやすい。

❌ ポイントを放置する

→ 有効期限切れで「使えるお金」が消滅。年間1万円以上損している人も

❌ 現金を多めに持ち歩く

→ 紛失・盗難・無駄遣いのリスクが上がる。

❌ 自宅に多額の現金を置いておく

→ 昔、私は泥棒に15万円盗まれた経験があります。
 現金は少額で十分です!


お金は「性格」ではなく「仕組み」で守れる

「自分は浪費家だから…」と諦めなくても大丈夫。

お金を貯められる人は、意志が強いのではなく、仕組みが強い人。

  • 使うお金は手元に
  • 守るお金は引き出しにくい場所に
  • 増やすお金は証券口座で働かせる

このルールを守るだけで、自然とお金は残っていきます。


今日からできる3つの行動

  1. 生活費用口座と貯蓄口座を分ける
  2. ポイントの使い道を明確化する(ポイントごとに最適な活用法を把握)
  3. 使わない現金は財布から出し、銀行か証券口座に移動する

おわりに:お金の“居場所”が変われば、未来も変わる

「お金が残らない」と感じたとき、見直すべきは性格ではなく保管場所です。

どこに置くかが、どんな未来を築けるかを決めます。

「マネー筋肉」を鍛えるには、まずはお金の“住まい”を整えることから。
今日から、お金の保管場所を見直してみませんか?

お金が貯まらないと感じたら、「守る力」の再点検が必要です。
👉 なぜか貯まらない人へ。お金を“守る”力、ちゃんと使えてますか?

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